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Linux Raid 入門
2007/06/24 15:56 posted by kunkichi

ちょっと前に仕事で徹夜があったんだけど、徹夜明けの帰り道、フラフラしながらも本屋によってみるとこんなのを見つけて思わず買ってしまいました。


基本的にはLinuxでのソフトウェアRAIDの構築・運用の仕方についてまとめた本。まあよくもこんなニッチなトピックで出版できたなー(笑)でも、確かにLinuxのRAIDの情報については、ネット上でも整理できているとは言いがたいのが現状だし、ニーズはあるのかも。現に僕は即買ったわけだし(笑)

内容としては、基本的なRAIDの考え方から始まって、パーティション設定やファイルシステム関連(ext3/xfs/ReiserFS)あたりの基本的なコマンド、それらをふまえてのソフトウェアRAID構築・運用の説明がメイン。おまけでLVM・バックアップ当りにも触れているので、一通り押さえているという印象。

各コマンドの説明なんかはman叩けよ(爆)という感じがしなくもないけど、コマンドオプションとかは特によく使うものだけわかっていればとりあえずは十分だし、内容的に系統だててまとめてあるとやっぱり理解しやすいので、ニッチなトピックだけども、書籍としてこういうまとめ方は好印象。

で、ちょっとLinuxのRAIDについての私見。

数年前に、仕事で使っているOSを商用UNIXからLinuxへの移行したいなと考えたことがあって、コスト的・運用的な面を考えてもLinuxのほうがいいなと思っていたのだけど、ネックになったのがRAIDの実装。

やっぱり商用OSのRAIDの実装はよくできていて、それはもちろんソフト・ハードの両面があるからなんだけども、Linuxの場合、ソフトウェアとハードウェアは(基本的に)別だから、商用のようなスムーズな実装は難しいだろうし、やろうと思えば専用ハードを追加してできないことはないけど、でもそれだとコスト的なメリットが出にくくなる。

この辺りを考慮したとしても、当時のLinuxのRAIDは、実運用する側からするとちょっと弱いという印象があったのだけど、一通り読んでみると結構ちゃんとできるようになったのだね、という印象。最近のディストリビューションだとちゃんとインストーラの時点でRAID構築みたいだし、RAID関連コマンドもある程度そろってるみたいなので、これなら実運用でも使えるかなぁと、ちょっと期待できる感じにはなってきている気がします。

あ、そう、一つ思い出した、ソフトウェアRAIDは壊れることも多々あるよ、ということと、その場合にどうすればいいの?というのは運用ノウハウとしては大事。さすがにこの本でもその辺には触れていないので改訂の際には是非。改訂されることがあるか怪しいけど(爆)

結論:ハードウェアRAIDがよいね(爆)

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