parallelsでPXE

概要

MacのOS仮想化アプリケーションであるparallelsをテストで良く使ってるのだけど、最大の不満がPXEブートが出来ないこと。こればっかりはどうしようもないと思っていたのですが、Etherbootを使えばできるということで試してみました。


参考

VIVERのネットワークブートのデモではParallelsを使っていますが、Parallelsはネットワークブート(PXE)に対応していません。そのため、実はEtherbootを使ってフロッピーディスクから起動しています。よーく見ると、Parallelsのブート画面に「Boot from floppy drive」と書いてあります。


手順

1. http://rom-o-matic.net/にアクセス。

Etherboot の Latest Production Release の最新は5.4.3(2007/10/10時点)なので "5.4.3" をクリック。

2. 以下のような画面が表示されるので、必要な項目を設定していく。

  • NICの選択

うちはMacbookなので、"ns8390:rtl8029"を選択。

  • ROMの出力フォーマット

"Floppy Bootable ROM image (.zdsk)"を選択。

3. 2.で必要な項目を設定したら『Get ROM』ボタンをクリック。イメージのダウンロードが始まる。

4. ダウンロードしたイメージはそのままでは使えない。parallelsのフロッピーイメージ(.fddファイル)に書き込んでやる必要がある(っぽい)。

  • parallelsにOSを一旦インストール。

基本的にparallelsのフロッピーイメージを作成するためだけなのでWinでもLinuxでもよい。
そんでもってOSの設定とかも適当でよい。

  • インストールしたOSにEtherbootのイメージを転送。
  • 仮想マシンの設定で以下の項目を設定。
    • Floppy設定画面で、parallelsのFDDイメージを別名でrecreateする。
    • メニューの"Devices" -> "Floppy" -> "connect to ..." で先ほどrecreateしたFDDイメージをコネクトする。
    • Etherbootイメージファイルをparallels上からFDDに書き込み。
      # cat eb-5.4.3-ns8390.zdsk > /dev/fd0
      

5. 終わり。


使い方

  • PXEブートさせたい仮想マシンの設定で以下の項目を設定。
    • Floppy設定画面で、"Enabled"と"Connect at startup"にチェックを入れる。
    • Floppy設定画面で、先ほど作成したFDDイメージを指定する。
    • OptionのBootingの順序で、フロッピーを一番最初にしておく。
  • 仮想マシン起動。

おまけ

MacBook?用Etherbootイメージを添付しておきます。ただしいかなる動作の保証もしません。

添付ファイル