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"import"を使ったクイックスタート・ガイド
このページは本家サイトのA Quickstart Guide on Using "import"を、作者である Michael DeHaan 氏に許可を得て、個人的に翻訳したものを公開しています。
あくまでも個人的な訳となっており、意訳・超訳的なところも多々ありますので、翻訳・記述の内容に不備やご意見等あればご指摘・ご連絡頂けると助かります。(翻訳日:2007/10/2)
概要
多分、あなたは、手元にあるディストリビューション用のネットワークブートサーバを、本当に本当に迅速に構築したいと思っていることでしょう。この例では、Fedora Core 6を例として使用します。さてこれを行うベストの方法はなんでしょう?それは、"cobbler import"というコマンドを使うことです。"cobbler import"は、DVDイメージ、ファイルシステム上のツリー、さらには、外部のrsyncミラーやSSHでアクセスできる場所から、コンテンツをミラー化することができます。
一からプロビジョニングサーバを構築してみる
* yum install cobbler * cobbler check * /var/lib/cobbler/settings の 'server' と 'next-server' のアドレスを設定 * FC6 の DVDイメージをダウンロードして、実際にメディアをマウントするか、ループバックデバイスとしてマウント。 * cobbler import --mirror=/media/dvd --name=FC-6 * cobbler sync
これで終わりです。本当です。
別の方法としては、以下の手法も使うことが出来ます:
cobbler import --mirror=rsync://servergoeshere/path/to/distro --name=FC-6
これは、DVDイメージを必要とすることなく、公開されているrsyncサーバから直接ミラー化を行います。
上記で使用されるキックスタートファイルは、デフォルトのパスワードが"cobbler"となり、本当に基本的なパッケージセットでマシンのプロビジョニングを行います。もっと複雑に何かを行いたい場合は、/etc/cobbler配下のデフォルトのキックスタートファイルを編集して、変更を反映する為に"cobbler sync"を実行したいと思うかもしれません。
逆にコンテンツをミラー化したくない場合はどうすれば良いでしょうか?例えば、既にDVDやCDからツリーを取り出してNFS越しにマウントしているファイルシステム上のどこかに展開している、としましょう。もちろん、この場合もいくつかの引数を追加することで、可能となります。ただし、バージョン0.5.3以降に限られますが、、、
cobbler import --mirror=/path/where/filer/is/mounted --name=filer --available-as=nfs://nfsserver.example.org:/is/mounted/here
上記のコマンドを実行すると、(ファイルシステム上にある)上記の全てのディストリビューションを使用して、自動的にcobblerが設定されます。 — ただし、この場合ツリーはNFS上に保持されたままとなります。これはcobblerサーバのディスク容量を節約します。そのうちファイルシステムにディストリビューションをさらに追加することがあるかもしれませんが、その場合も上記のコマンドを再度実行すればcobblerに追加することが出来ます。従って、ネットワーク上に既に存在するデータを使う場合も、cobblerでインストール用のミラーを作成する場合でも、便利なオプションがたくさんあります。
再インストール用のサーバとして使用する
既に稼働している何かの代わりにFC-6をインストールしたいと思っていますか?いますぐ?もちろんできます:
* yum install koan * koan --server=bootserver.example.com --list-profiles * koan --replace-self --server=bootserver.example.com --profile=FC-6 * /sbin/reboot
システムは、リブート後、新しいオペレーティングシステムのインストールを、自動で、何も作業することなく、行います。
仮想化用のサーバとして使用する
代わりにXenのゲストをインストールしたい?問題ありません。
* yum install koan * koan --virt --server=bootserver.example.com --profile=FC-6-xen
完了です。
PXEサーバとして使用する
ここまで再インストールと仮想インストールしか話してなかったことに気づいたかもしれません。PXEも簡単です。PXEの場合は二つのオプションがあります。もしDHCPをローカルで実行したい場合、ブートサーバ上の/var/lib/cobbler/settingsのmanage_dhcpを1にして、/etc/dhcp.templateのデフォルト値を変更して、"cobbler sync"を再実行してください。いいですね。cobblerはdhcpのファイルを記録し続けますので、手で修正する必要は二度とありません。DHCP管理についての詳細はこちらを参照してください。(日本語訳はこちら)
DHCPサーバが別の場所にある場合、DHCPサーバの管理者にあなたのサーバを"next-server"として指定してもらうようにコンタクトを取ってください。簡単ですよね。 一旦PXEのセットアップが完了したら、マシンがネットワークブートした時に、全てのプロファイルが名前ごとにPXEメニュー内に表示されます。プロンプトで"menu"と入力して、リストから一つを選択してください。何もしなければ、マシンはデフォルトでローカルからブートしようとします。
ヒント: もしRHEL4を使っている場合は、PXEメニューをサポートするために最新のsyslinuxをインストールしてください。
特定のシステムを特定のプロファイルに関連づけたい?じゃ以下のように実行してください。
cobbler system add --name=$mac-address --profile=$profile-name
そうすると、上のマシンはメニューを表示することなく選択したプロファイルで直接ブートします。利用可能なカスタマイズや管理の為に多くのオプションがありますので、manページのドキュメントを読むことを忘れないでください。

